プロ野球・戦力外予想

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プロ野球戦力外・引退予想2016－2017パリーグソフトバンク編　 [プロ野球・戦力外予想]

2016-2017のオフシーズンに戦力外・引退が予想される選手を
まとめてみました。

今回はパリーグソフトバンク編。

昨年の圧倒的な強さもあって、開幕前はリーグ制覇、
日本一の大本命とされてきました。

スタートダッシュも決まり最大２位に１１.５ゲームの差を
つけましたが、夏場以降まさかの大失速。

急に打線が湿ったことと、競り合いに弱い点が挙げられますが、
日本ハムとの首位攻防戦は最後まで目が離せなくなりました。

仮に日本シリーズに進出できなければ、これだけの戦力もあり
工藤監督の責任問題にも発展しそうです。

オフには唯一の急所の捕手と、打線のテコ入れのための
長距離砲をFAや外国人で獲得する可能性が高そうです。

引退、戦力外が予想される選手

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※今季の成績は9/13現在。通算成績は2015年まで

巽真悟（投手・29歳）

近畿大－ソフトバンク（09①）
今季推定年俸850万円

年度	試合	勝	敗	S	H	防御率
16	－	－	－	－	－	－
通算	24	1	4	0	0	7.50

即戦力が期待されたドラフト１位右腕も、
７年目の昨季にようやくプロ初勝利を挙げた。

と言っても投球内容は悪く今季も結果が必要な年だったが、
ここまで一軍登板はゼロ。

この分厚い投手陣にあっては来季は居場所がなさそうだ。

山田大樹（投手・28歳）

つくば秀英高－ソフトバンク（07育）
今季推定年俸1700万円

年度	試合	勝	敗	S	H	防御率
16	4	1	1	0	0	5.93
通算	64	22	25	0	0	3.32

育成出身だったが一時は先発ローテーションに入り、
2012年は８勝をマークした。

しかし翌年からは不調で出番を減らし、FAや外国人などの
新加入選手もあり、すっかり存在感がなくなってしまった。

今オフは厳しいものになりそうだが、そこそこの実績もあるし、
貴重な左腕ということで需要はありそう。

柳瀬明宏（投手・33歳）

龍谷大－ソフトバンク（06⑥）
今季推定年俸4000万円

年度	試合	勝	敗	S	H	防御率
16	2	0	0	0	0	4.50
通算	214	11	6	8	52	2.99

中継ぎとして活躍しはじめた矢先に肘を故障し、
トミージョン手術を受けたこともあって2010年に
育成契約となった。

しかしそこから再び這い上がり、貴重な戦力となったのは
立派だ。

ただし昨年から出番も少なくなり、
年齢的にも微妙な時期に差し掛かってきた。

嘉弥真新也（投手・27歳）

JX－ENEOS－ソフトバンク（12⑤）
今季推定年俸2600万円

年度	試合	勝	敗	S	H	防御率
16	5	0	0	0	0	8.59
通算	92	3	3	0	6	3.26

2013年と14年のシーズンには中継ぎとして
３０試合以上に登板し、戦力になった。

しかし昨季から成績が急激に悪化し、
今季は輪をかけて打ち込まれた。

普通だったらもう一年はありそうだが、
ただでさえ現有戦力が分厚いので、
新人の枠をあけるためにクビを切られるかもしれない。

バリオス（投手・28歳）

関西独立リーグ－ソフトバンク（11途）
今季推定年俸3000万円

年度	試合	勝	敗	S	H	防御率
16	11	0	2	0	3	7.82
通算	35	2	3	1	20	3.58

年俸が格安で若かったこともあり、
将来性を見込まれてチームに残留し続けた。

その甲斐もあって昨年はブレイクし、
２０ホールドを挙げる活躍を見せた。

しかし大幅に年俸がアップした今季は乱調気味で、
まるで別人のようなピッチング。

新戦力との兼ね合いとなるが、
微妙な立場には置かれそうだ。

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細川亨（捕手・36歳）

青森大－西武（02自）－ソフトバンク（11）
今季推定年俸1億円

年度	試合	安打	本塁打	打点	打率
16	42	17	1	5	.221
通算	1325	655	82	359	.203

西武から移籍直後は活躍したが、ケガもあって
昨年からパフォーマンスが急激に落ちている。

高城ら若手の伸びも今ひとつなので、大幅な減俸で残留
というのが基本線だと思うが、鶴岡の意外なほどの活躍もあって、
こじれれば放出か？

金子圭輔（内野手・31歳）

志学館高－ダイエー・ソフトバンク（04⑥）－オリックス（10途）
－ソフトバンク（13）
今季推定年俸1800万円

年度	試合	安打	本塁打	打点	打率
16	7	0	0	0	.000
通算	243	42	0	17	.202

かつては先発として起用もされたが、このところは
内野ならどこでも守れる器用さと俊足を活かして、
ユーティリティーや代走で活躍してきた。

しかし昨年から出場機会も減って、
今季もほとんど一軍での出場がない。

使い勝手のいい選手なので残留の可能性が高いが、
もしかしたら。

川島慶三（内野手・33歳）

九州国際大－日本ハム（06③）－ヤクルト（08）
－ソフトバンク（14途）
今季推定年俸4000万円

年度	試合	安打	本塁打	打点	打率
16	12	3	0	1	.107
通算	520	322	22	119	.247

毎年渋い活躍をしてきた選手だが、
このところケガに泣かされている。

昨季は新たに就任した工藤監督に守備力を買われて
出場機会が増えたが、今季は開幕直後から絶不調。

しかも日本ハム戦で田中賢介に併殺崩しの
スライディングを食らい、靭帯損傷の重傷を負った。

事情が事情だけに解雇ということはなさそうだが、
長引くようだと育成を視野に入れた戦力外の可能性もありそう。

カニザレス（内野手・37歳）

メキシカンリーグ－ソフトバンク（14）
今季推定年俸4500万円

年度	試合	安打	本塁打	打点	打率
16	16	7	0	3	.179
通算	22	15	1	5	.326

外国人枠の兼ね合いで、好調なのにも関わらず
二軍落ちがしばしばあるなど報われない面もあったが、
黙々と野球に取り組む姿勢は高評価。

しかし今季はこれまで以上にチャンスがあったにも関わらず、
活かすことができなかった。

長距離砲を望むチームのニーズもあって、
戦力外の可能性が高い。

塚田正義（外野手・27歳）